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浦添タイガース2連覇 主将武田が決勝打 四回に勝ち越し、守備でも躍動 学童軟式野球島田杯


浦添タイガース2連覇 主将武田が決勝打 四回に勝ち越し、守備でも躍動 学童軟式野球島田杯 2連覇を喜ぶ浦添タイガースの選手ら=18日、ユニオンですからスタジアム宜野湾(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 学童軟式野球の第9回島田杯第3回ほっともっと旗争奪・第3回やよい軒杯争奪県大会は18日、ユニオンですからスタジアム宜野湾で決勝までを行った。浦添タイガースが大里シャークスを2―1で下し、2連覇を達成した。

 堅実に点を奪取した浦添タイガースが2連覇を達成した。1番遊撃手の武田凌空主将は攻守で躍動。「難しい連覇を達成できてうれしい、思い出になった」と喜びをかみしめた。

浦添タイガース―大里シャークス 4回2死一、三塁、勝ち越し打を放つ浦添の武田凌空

 1―1で迎えた四回。チームは二つの四球と犠打で2死一、三塁の好機をつくり、これまで2安打している武田へとつないだ。「必ずヒットを打つ」と打席に入った武田。外角への真っすぐを振り抜くと、打球は二塁への内野安打となり勝ち越しの1点を追加した。

 最終回の守備では、武田が三遊間への速いゴロを難なくさばく好守備。相手に反撃の機会を与えず、マウンドの牧大雅が「ストライク先行でど真ん中」と、最後の打者を投ゴロに打ち取り勝利を決めると、ナインは歓声を上げた。

 優勝旗を守り切ったチームが目指すは3連覇だ。武田は「次の代も勝ってほしい」と後輩たちにエールを送った。

 (名波一樹)


▽準決勝
久米島オールJr.
 11000|2
 00021|3
浦添タイガース

オリオンズ・荒鷲合同
 00001|1
 1100×|2大
里シャークス

▽決勝
浦添タイガース
 10010|2
 10000|1
大里シャークス
(浦)宮城、前元、宮城、前元、宮城、牧―牧、宮城
(大)内間、大城壮、内間、大城壮、池原、大城壮―大城壮、池原、大城壮、池原、大城壮、池原
▽三塁打 上原(大)
▽二塁打 武田(浦)