【台北共同】野球のU―18(18歳以下)アジア選手権は2日、台北などで開幕し、1次リーグB組の高校日本代表は香港に19―0の五回コールドゲームで大勝し、白星スタートを切った。
17安打で19得点。一回に7点を挙げるなど、圧倒した。石塚(埼玉・花咲徳栄)と徳丸(大阪桐蔭)はともに3安打4打点。高尾(広島・広陵)ら3人の継投で12三振を奪い、無安打無得点に抑えた。2回を投げた田崎颯士(興南3年)は、チーム最多の5奪三振をマークするなど、勝利に貢献した。
大会は4チームずつ2組に分かれて総当たりの1次リーグを戦った後、各組上位2チームが2次リーグに進出する。日本は3日にスリランカ、4日にフィリピンと対戦する。
【1次リーグ】
▽B組
香港(1敗)
00000 │0
7435×│19
日本(1勝)
(五回規定によりコールドゲーム)
(日)高尾、藤田、田崎―熊谷
田崎3番手登板 3投手12K零封
投手陣は高尾、藤田(神奈川・東海大相模)田崎(興南)の3投手が登板。球威や変化球の切れで寄せ付けず、計12三振を奪い、安打や得点を許さなかった。
高尾はマウンドが想像以上に高く、先頭打者に四球を出したが、以降は修正した。「納得いく投球はできた。ストライクゾーンなどを他の投手にも共有したい」と次戦以降を見据えた。