オリックス比嘉幹貴が今季で現役引退 「日本一も経験させてもらい本当に幸せ者」


オリックス比嘉幹貴が今季で現役引退 「日本一も経験させてもらい本当に幸せ者」 オリックスの比嘉幹貴=24年2月8日、宮崎市のSOKKENスタジアム(名波一樹撮影)
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 プロ野球のオリックス・バファローズは15日、比嘉幹貴投手(41)が今季限りで現役を引退すると発表した。球団ホームページで「色々なことがあったプロ野球人生だったが、恵まれた環境の中でプレーでき、日本一も経験させてもらい本当に幸せ者だ。オリックスに入れて良かった」とコメントした。本人の意向で記者会見や引退セレモニーは行わない予定だ。

 沖縄市出身で、中の町小3年時から少年野球チーム「武蔵」で野球を始めた。コザ高へ進み、国際武道大、社会人の日立製作所を経て、2010年にドラフト2位で入団。プロ入り5年目となる2014年には、当時のパ・リーグタイ記録の34試合連続無失点を記録。同年は62試合に登板し、防御率0.79をマークした。これまで救援としてチームを支え、23年までのリーグ3連覇に貢献した。今季はここまで登板4試合で3回1/3を無失点。

 14日までの通算成績は417試合に登板して26勝11敗3セーブ、防御率2.65。177センチ、77キロ。右投げ右打ち。1982年12月7日生まれ。