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新日本舞踊三門流に新師範 4年ぶり、喜久夢と喜久穂


新日本舞踊三門流に新師範 4年ぶり、喜久夢と喜久穂 三門流分家家元の三門喜久凰(中央)から師範の許状を手渡された三門喜久穂(左)と喜久夢(右)(提供)
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 新日本舞踊の三門(みかど)流(三門玉凰宗家)で、三門喜久夢(本名・竹部タツ子)と三門喜久穂(本名・照屋美代子)が師範に認定された。9月23日に那覇市内の教室で認許式が開かれ、三門流分家家元の三門喜久凰から許状が手渡された。

 同分家では、約4年ぶりの師範誕生になる。喜久夢は「初心に返ったつもりで頑張りたい。皆さまに夢を与えられる踊りをしたい」と意気込む。喜久穂は「感謝を忘れず、資格に恥じぬよう努力したい」とした。

 喜久凰は「これからも和を大切に、励まし合って門下生の指導育成に努める」と話した。

※注:三門喜久夢、三門喜久穂、三喜久凰の「喜」は「品」の口が「七」(喜の異体字)