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夜空に熱帯び ジャズイン南城 第17回 バンド5組、トリに与世山澄子


夜空に熱帯び ジャズイン南城 第17回 バンド5組、トリに与世山澄子 「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」などを歌い観客を引き込む与世山澄子(右)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 今年で17回目の「Jazz in Nanjo(ジャズイン南城)」が10月21日、南城市文化センターシュガーホールつきしろ広場であった。夜空の下、国内外で活躍するジャズ界のアーティストたちが、熱を帯びた歌声や演奏で観客を盛り上げた。
 ジャズシンガーの与世山澄子、ベーシストの西川勲、ギタリストの知念嘉哉ら沖縄のジャズ界をけん引する音楽家が出演した。「型にはまらないジャズ」をテーマに、世代やジャンルを超えて多彩で心地良いメロディーを響かせた。
 与世山はトリに登場し、佐山こうた(ピアノ)、中村亮(ドラムス)、西川(ベース)と共演で1曲目に「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を歌い、引き込んだ。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」など計4曲をじっくりと聴かせ、観客の心をつかんだ。
 県内外のミュージシャンによるバンド「Jazz in 南城 all stars」や、ジャズバンド「KGK」(川崎巽也=ギター、上地gacha一也=ダブルベース、城間和広=ドラムス)ら計5組が出演した。
  (田中芳)