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国連大学機関、県内設置支援 外務省 マルワラ学長関心示す


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 【東京】外務省の金井正彰国際文化交流審議官は10日、衆院外務委員会で国連大学のチリツィ・マルワラ学長が県内への研究機関設置に関心を示していることについて問われ、「国連大学と沖縄の関係自治体との間の議論を高い関心を持って注視し、取り組みをできる限り後押ししたい」と語った。金城泰邦氏(公明)への答弁。
 マルワラ学長は8月、那覇市が主催する講演会に招かれていた。
 金井氏は「講演で沖縄に研究機関を設置することに関心があるという趣旨の発言をされた」と説明。「政府として日本に本部を置く唯一の国際機関である国連大学との連携強化に取り組んでおり、国連大学が沖縄をはじめとする地方自治体との関係強化を目指していることも歓迎している」と話した。 (明真南斗)