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<記者席>いの一番


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

○…浦添市議時代から生活相談に取り組み23年目を数える西銘純恵県議(共産)。昨今、困窮した高齢者からの相談が「増えた」と語る。アパート老朽化で引っ越し先を探すも「高齢の単身者」を理由に断られた例もある。県内の持ち家率は低く、県民所得は全国最下位。高齢化の中で住居問題は「待ったなし」と公営住宅整備の必要性を力説した。「防衛費を増やしている場合ではない」。誰もが安心して暮らせる社会へ。「いの一番で守るべきは生存権」と拳を握る。