「子どもも自分もラクになる　どならない『叱り方』」（伊藤徳馬著）　

　わが子がいたずらや危険な行動をするたびに、つい怒りが爆発してどなってしまう。泣き疲れて寝る子を見ながら「本当は怒りたくないのに」と自己嫌悪に陥る。そんな負の連鎖を減らすには、どうすればいいのか。
　市役所で児童虐待への対応を担当していた著者が、その経験を生かして実施している子育て講座の内容を書籍化。子どもがやりがちな問題行動の数々を具体的に挙げ、対応する方法を練習できるようになっている。　
　（ディスカヴァー・トゥエンティワン・１６５０円）