有料

「沖縄燦燦」上演 11年で200回達成 エーシーオー沖縄


「沖縄燦燦」上演 11年で200回達成 エーシーオー沖縄 歌や踊りでエネルギッシュな舞台を繰り広げる歌舞劇「沖縄燦燦」=10月18日、那覇市のひめゆりピースホール
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 エーシーオー沖縄は10月18日、歌舞劇「沖縄燦燦(さんさん)」(三隅治雄脚本・演出)を那覇市のひめゆりピースホールで開き、上演回数が200回を迎えた=写真。初演から11年。「命の輝き」をテーマに、バイオリン、三線、パーカッションの生演奏に乗せて、歌や踊りのエネルギッシュな舞台で観客を楽しませた。
 物語は琉球王国時代の沖縄を舞台に、村一番の頼りがいある漁師の三良(比嘉大志)とおとなしく内気な加那(上原唯)の恋を描く。不器用で純粋な2人の仲を村の娘たちがひそかに応援する。衣装や舞台装置が一瞬にして変わる演出も魅了した。
 上演前には振り付けの知花小百合と出演者の比嘉、上原が舞台に登壇した。知花は「200回公演を迎えることができた。今後も応援していただきたい」と観客に語りかけ、踊りの振りをレクチャーし盛り上げたた。 (田中芳)