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トリチウム濃度 翌日公表継続へ 東電福島第1原発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京電力は17日、福島第1原発の処理水海洋放出の開始後、原発周辺の海水を採取し放射性物質トリチウム濃度の分析結果を翌日公表している「迅速測定」を、3回目の放出完了後も当面継続すると明らかにした。
 従来は3回目の完了後は週1回程度の公表に減らす方針を示していた。
 中国が放出に強く反発する中で分析結果の公表を減らすことが、透明性の後退と受け止められる恐れがあるとの判断とみられる。