一般ドライバーが客を有償で運ぶ「ライドシェア」について、15~79歳の60%超が導入に反対しているとのアンケート結果を、民間調査会社のMM総研(東京)が発表した。
犯罪の恐れや、運転の質に関する不安の声が目立った。政府は導入を検討しているが、利用者の安全を担保する仕組みが求められそうだ。
アンケートは10月にウェブ上で実施し、3千人が回答。日本での導入に「反対」「どちらかといえば反対」と答えたのは計60・8%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は計39・2%だった。
ただ、海外でライドシェアを利用したことがある220人に限ると、賛成84・1%、反対15・9%と賛否が逆転した。
デメリットと考える点を複数回答で聞いたところ、利用未経験者が最も多く挙げたのは「犯罪に巻き込まれる可能性」で46・4%。経験者は27・7%だった。「運転の質や安全性が担保されない」は未経験者43・3%、経験者36・8%だった。
有料
ライドシェア反対6割 犯罪や運転に不安 民間調査
![ライドシェア反対6割 犯罪や運転に不安 民間調査](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2023/11/RS20231120G00494010100.jpg)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)