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弾薬庫地区4.2ヘクタール共同使用 嘉手納 防衛省が位置公表


弾薬庫地区4.2ヘクタール共同使用 嘉手納 防衛省が位置公表
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】米軍嘉手納弾薬庫地区を共同使用して自衛隊が弾薬庫3棟を追加で利用する計画で、防衛省は21日、対象の弾薬庫3棟の改修工事に向けた調査・設計のために施設の一部を共同使用することを日米合同委員会で承認したと発表し、位置を公表した。対象の弾薬庫3棟と調査・設計に使用する道路は読谷村内にあり、道路は嘉手納町内にもまたがる。
 共同使用する弾薬庫3棟は既存の施設。対象区域は約4・2ヘクタール。弾薬庫地区の共同使用拡大は、1月の日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で確認されていた。対象区域は公表されていなかった。
 防衛省によると、既存の弾薬庫3棟は、換気設備などの一部の改修工事を想定している。そのための測量などをする予定。
 また、日米合同委員会は、キャンプ・ハンセン(金武町など)で給食センター1棟(6700平方メートル)とその関連施設、運動施設とその関連施設についても、整備が完了したとして米国政府への提供することを合意した。 (明真南斗)