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キビ交付金確保 農水省に求める 照屋副知事


キビ交付金確保 農水省に求める 照屋副知事 横山紳農林水産事務次官(左から2人目)に要請書を手渡す照屋義実副知事(同3人目)ら=22日、国土交通省
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 【東京】12月にサトウキビに関する交付金の単価が決まるのを前に、照屋義実副知事は22日、農林水産省に横山紳事務次官を訪ね、サトウキビ生産に対する支援として交付金の確保などを要請した。照屋副知事は要請後、報道陣に「まずは現状をしっかり確保してほしいと要望している。万が一下がった場合、農家への打撃は大きい」と語った。
 照屋副知事によると、横山事務次官は交付金の確保について「資材高騰など生産費が厳しくなっている状況下で、しっかり対応していきたい」と答えた。また、台風や干ばつ、病害虫など緊急事態に対応するための「さとうきび増産基金事業」についても県は継続を求め、横山事務次官は「引き続き予算の確保に努めていきたい」と話した。 (明真南斗)

横山紳農林水産事務次官(左から2人目)に要請書を手渡す照屋義実副知事(同3人目)ら=22日、国土交通省