相次ぐ差別的言動で批判を受ける自民党の杉田水脈衆院議員=写真は、メディア側から開催を求める声が出ている記者会見に関し、今後も応じない考えを明らかにした。24日付のX(旧ツイッター)投稿文に書き込んだ。理由の一つとして、自身の発言をメディアが切り取って報道するからだとの認識を示した。
自分の意に沿わないメディアによる会見質問や批判報道を警戒し、公の場での対外説明を拒んだ形。同氏に好意的な保守系のユーチューブ番組への出演などを通じ、自らの主張を発信し続けている。国会議員の説明責任の在り方に照らし、議論を呼びそうだ。
投稿で杉田氏は、メディアの対応を「報道する時は切り取り」と言い表し、会見拒否理由に挙げた。会見中の記者の取材姿勢も取り上げて「欲しい答えが出るまで質問を続ける」と指摘。「(会見)時間を区切ると『逃げた』と言って非難する」と不満を表し「わざとひどい表情の写真を使う」と訴えた。今後はXやブログなどを通じて「説明責任を果たす」とした。
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「メディアでの発言、切り取られる」 杉田氏、今後も会見拒否
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琉球新報朝刊