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ガザ休戦 きょう期限 延長焦点、双方前向き


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【エルサレム共同=吉田昌樹、平野雄吾】イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したパレスチナ自治区ガザでの戦闘休止は27日、最終日の4日目となった。休止延長の有無が焦点。終了期限を前に、双方が延長に前向きな姿勢を見せるが、相互不信は強く、予断を許さない状況だ。イスラエル首相府は26日、ハマスが拘束する人質のうち、第3弾として17人が解放されたと発表。戦闘休止が始まった24日以降、イスラエル側に引き渡されたのは計58人となった。 (7面に関連)
 イスラエルのネタニヤフ首相は26日のバイデン米大統領との電話会談で、人質解放が続けば延長の用意があると述べる一方、ハマス掃討継続の決意を強調した。