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佐賀県に初飛来 陸自オスプレイ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが28日、佐賀県吉野ケ里町の目達原(めたばる)駐屯地に飛来した。建設中の佐賀駐屯地(佐賀市・仮称)への配備計画の進む県内への陸自オスプレイ着陸は初めて。29日に佐賀市議会などの視察を受け、懸念が根強い安全性や運用に伴う騒音について説明する。
 陸自によると、12月3日に予定されている目達原駐屯地の開放イベントでも飛行する。配備に向け、地元の不安払拭を図る狙いとみられる。
 陸自オスプレイは2025年7月を期限に、木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備されている。佐賀空港に隣接する佐賀駐屯地は、今年6月に着工。17機を配備する。目達原駐屯地からもヘリコプターを移駐させる計画になっている。