沖縄交響楽団(沖響)は11月5日、第67回定期演奏会を浦添市のアイム・ユニバースてだこホール大ホールで開催した。サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナールや、ドビュッシーの小組曲、ストラビンスキーのバレエ組曲「火の鳥」(1919年版)などを披露した。会場に訪れた多くの来場者が、オーケストラの迫力に満ちた演奏を楽しんだ。
サン=サーンスの最後のバイオリン協奏曲「バイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61」では、同楽団客演ソロコンサートマスターのバイオリニスト・﨑谷直人と協演した。﨑谷の叙情的で華やかなバイオリンの音色と沖響のダイナミックな演奏が調和した。指揮は水戸博之が務めた。(田中芳)
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バイオリン﨑谷と協演 沖響定期演奏会 歌劇など迫力の演奏
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琉球新報朝刊