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無人機 重要性説明 防衛局、沖縄市議らに


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【沖縄】武器搭載可能な無人機MQ9の米軍嘉手納基地への配備について、沖縄市議会議員への説明会が1日、沖縄市役所で実施された。
 沖縄防衛局の森広芳光企画部長は、中国などの軍事訓練が活発化する中で偵察の重要性や、MQ9の滞空性能などについての説明をした。同市議会の瑞慶山良一郎議長は「配備の重要性は理解できるが、滞空時間が長いなら、深夜早朝の離着陸はしないよう工夫できるのではないか」と指摘した。
 「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)の嘉手納町議会や北谷町議会で決議されている、MQ9の配備に反対する決議については「説明を受けた段階なのですぐに決議などすることはない。8日の基地に関する調査特別委員会で議題に上がるかもしれない」と答えた。 (福田修平)