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東京の地下水に 高濃度PFAS 多摩地域の一部


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京都の多摩地域の水道水から有害な有機フッ素化合物「PFAS」が検出されている問題を調査する市民団体は1日、多摩地域の一部の地下水から国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)を超える高濃度のPFASを検出したと明らかにした。東京都や国に、迅速な原因調査や対策を求めるとした。
 市民団体「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」と、京都大大学院の原田浩二准教授(環境衛生学)が多摩地域の地下水を分析した。井戸などで採取した地下水を分析した結果、立川、国分寺、国立の各市などで目標値を超えた箇所があった。