地位協定見直し　日本側が調査を　立民鹿児島県連要請

　屋久島沖での米空軍オスプレイ墜落事故に関し、立憲民主党鹿児島県連は４日、日本の捜査権を制限する日米地位協定を見直すよう防衛省に申し入れた。協定を根拠に、海上保安庁などが回収した残骸は米側に引き渡され、日本の当局による原因究明が事実上不可能となっている。県連は塩田康一知事に対し、協定見直しを政府に働きかけることも要請。柳誠子県連代表は取材に「日本が事故原因を調査するべきだ」と述べた。米軍と自衛隊のオスプレイの恒久的な飛行停止も求めた。