国会審議中のスマートフォンの使用問題が4日の衆院議院運営委員会の理事会で取り上げられた。27年前の申し合わせに基づく禁止は「時代遅れ」との声が上がっており、与野党はスマホ解禁を含む具体的なデジタル改革について協議していく方針で一致した。
議論のきっかけは、河野太郎デジタル相が11月27日の参院予算委員会で、スマホで検索しながら答弁しようとして、末松信介委員長から注意されたことだった。衆院議運委が1996年に携帯電話とポケベルの使用禁止を申し合わせていたが、自民党の小泉進次郎元環境相は「世の中はデジタル化を求めているのに、国会は全然進んでいない」と批判し、与野党に協力を呼びかけた。
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衆院、スマホ解禁へ協議
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琉球新報朝刊
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