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嘉手納町議会、全会一致 全機飛行停止 決議と意見書


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【嘉手納】嘉手納町議会(仲村渠兼栄議長)は12日の12月定例会で、鹿児島県・屋久島沖で米軍CV22オスプレイが墜落した事故に対して、有効な再発防止策が講じられるまで全てのオスプレイの飛行を停止することなどを求める決議・意見書を全会一致で可決した。
 事故原因の究明・公開、CV22の県内訓練場使用計画を撤回し嘉手納基地への飛来を一切中止すること、日米地位協定の改定も求めた。決議・意見書は日米関係機関に郵送する。
 嘉手納町議会によると沖縄防衛局の目視調査で、今年1月から10月までの間、嘉手納基地にはCV22が116回、MV22が119回、それぞれ離着陸したという。
 (石井恵理菜)