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原因究明まで 飛行停止要求/伊江村議会


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 【伊江】伊江村議会(渡久地政雄議長)は14日の12月定例会本会議で、鹿児島県・屋久島沖で発生した米空軍CV22オスプレイの墜落事故に抗議し、事故原因が究明されるまでの飛行停止を求める意見書と抗議決議を、全会一致で可決した。意見書の宛先は首相、外相ら。抗議決議は駐日米国大使、在日米軍司令官、在日米軍沖縄調整官ら。
 意見書と抗議決議では、事故発生後も県内上空でオスプレイの飛行が確認されたことについて「県民の不安を増大し看過することはできない」と指摘。事故原因が究明され、再発防止策が講じられるまで、全てのオスプレイの飛行停止などを求めた。 (金城大樹)