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感謝込め集大成 24日、10周年公演 ピアノデュオ新崎姉妹


感謝込め集大成 24日、10周年公演 ピアノデュオ新崎姉妹
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県出身のピアノデュオ新崎姉妹の10周年記念リサイタルが24日午後2時、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで開かれる。姉妹ならではの息の合ったデュオで演奏を重ねて10年。これまでの公演で人気だった演目やクリスマスイブメドレーなどを披露する。
 新崎姉妹は、宜野湾市出身の新崎誠実と洋実の姉妹デュオ。共に県立芸術大学やパリ地方音楽院などで腕を磨き、現在誠実は県立芸大非常勤講師で演奏員、大阪を拠点とする洋実は帝塚山大学非常勤講師で豊中市立文化芸術センターの登録アーティストを務める。
 2人が、本格的にデュオとして県内で活動を始めたのは2014年8月だ。きらめくような誠実の音色と、温かさと芯のある洋実の音、それぞれの持ち味を生かしたデュオを披露してきた。
 誠実は「駆け抜けた10年。演奏力はどこにいっても誇れるように高めてきた」と振り返る。洋実は「活動をつないでくれた人たちがたくさんいる。感謝を込めて集大成に臨みたい」と意気込んだ。
 一般2500円、学生1500円(当日300円増し)。チケットはQRコードからも購入できる。 
  (田吹遥子)