米軍オスプレイ　防衛局、県に説明　基地内、プロペラ回転も

　米軍が全世界で飛行を停止している垂直離着陸輸送機Ｖ２２オスプレイについて、沖縄防衛局は１５日、基地内の地上でプロペラを回したり、地上走行をしたりすることがあると県に連絡した。米側から情報提供があったという。「飛行再開のための措置ではなく、さびを防ぐために定期的に必要となるメンテナンス」だと説明。こうした措置は「軍用の回転翼機に対して行われる一般的なものだ」として理解を求めた。
　これに対して県は、事故原因が究明されるまでの間は海兵隊所属機も含めて全てのオスプレイの飛行停止を米軍に求めるよう、あらためて政府に求めた。　（知念征尚）