マイドリ・バレエスタジオ(渡久地舞子代表)は11月5日、第1回発表会(演出・振付・指導=渡久地舞子、渡久地円香)を嘉手納町のかでな文化センターで開いた。恩師の南條喜久子の作品で、バッハの曲を使用した「プレイ・イン・バッハ」「コンポジションⅥ」などを情感豊かに舞った。長嶺一輝(伊野波バレエスタジオ)と砂邊良晴(飯島バレエスクール)をゲストに迎え、生徒や講師総勢54人が華やかな舞を披露した。
発表会のために渡久地代表が沖縄を題材にして振り付けをした創作「琉球の風にのって」で幕が開けた。沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」などに乗せ、風や波、花、チョウといった群舞やソロの踊り手が、軽やかな舞を見せた。渡久地代表は自身が振り付けした「記憶」をソロで舞った。二胡の音色に合わせ表情豊かな舞を披露した。
そのほか、講師の渡久地円香と生徒たちによる「パキータ」や、出演者全員による「ナポリ」第3幕なども披露した。 (田中芳)
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情感豊か54人舞う/マイドリ・バレエ/第1回発表会
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琉球新報朝刊
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