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屋久島議会が墜落抗議 オスプレイ、全会一致


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故に関し、屋久島町議会は21日の本会議で、事故原因を究明し、有効な再発防止策が講じられるよう求める日本政府に対する意見書と、米国に対する抗議決議をいずれも原案通り全会一致で可決した。
 可決後、石田尾茂樹議長は取材に「しかるべき措置として抗議した。オスプレイは日本政府も使うので、事故原因を究明してほしい」と話した。
 米軍は海中で発見された機体胴体部を引き揚げる方針で関係者によると23日にもサルベージ船が現場海域に到着する。事故は11月29日に発生。米軍はオスプレイ搭乗員8人全員の死亡を認定し、これまでに7人の遺体が見つかった。第10管区海上保安本部(鹿児島)や自衛隊が、残る1人の捜索を続けている。