【名護】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、ヘリ基地反対協議会の海上チームは21日午前、キャンプ・シュワブ沿岸部で抗議行動を展開した。新基地を巡る代執行訴訟で県が敗訴した高裁判決を受け「代執行NO」の幕を掲げて、判決に抗議する声明を読み上げた。
声明は判決に対して「三権分立を唱える司法が、法の番人の役割を放棄し、権力のしもべとなったことを白日の下に明らかにした」と指摘。その上で「地方自治と民主主義が破壊され、戦争への準備が強まる中、国の横暴はますます強まるだろう。しかし、県民、全国の人々は連携して闘う。平和でまともに生きていく人たちに、未来のために」と訴えた。 (池田哲平)
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「未来のため闘う」 海上から判決に抗議
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琉球新報朝刊
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