玉城流七扇会教師公演「花の彩(いろ)」が11月26日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。2014年から22年に教師免許を授与された新垣美佳、金城有紀、高良めぐみ、比屋根由紀子、玉山志恵理の5人が出演し、日頃の鍛錬の成果を披露した。
幕開けは、金城と比屋根による「作田」。歩みが美しく軽やかで、手に持つ団扇(うちわ)への感謝が伝わる涼やかな舞を披露した。
「本嘉手久」は新垣が踊った。花笠を手に、しっとりとした舞を見せた。
糸を織りながら愛しい人への思いが募る様子を表現する「かせかけ」は、高良と玉山が舞った。前奏の笛が少し遅れて始まったように聞こえたのが気になったが、踊りはたおやかで安定感があった。
仲むつまじい恋仲の二人を歌う「天川」は、比屋根が踊った。手踊りを中心とする舞には、恋の喜びが伝わるみずみずしさがあった。
このほか玉山が「汀間当」、金城が「加那ヨー」など、5人で全9演目を披露した。 (田吹遥子)
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鍛錬の成果9演目披露 玉城流七扇会 教師5人「花の彩」
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琉球新報朝刊
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