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福島県の排水路 PFASを検出 上下水道影響なく


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 福島県は22日、同県会津若松市にある高久工業団地の排水路で11月に採取した水から、国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)の最大440倍に当たる同2万2千ナノグラムの有機フッ素化合物(PFAS)を検出したと発表した。
 県によると、下流も含め飲料水などの水源になっておらず、上水道に影響はないとしている。
 県は半導体製造の日本テキサス・インスツルメンツ会津工場を排出源と特定し、21日に文書で対策を要請。周辺5地点の水質検査も続ける。