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リスナー声援 舞台と一体 那覇で「ラジオ沖縄ROK(ロック)フェス」


リスナー声援 舞台と一体 那覇で「ラジオ沖縄ROK(ロック)フェス」 「鳴ってないと困るんだROK!!」を歌うROKフェスティバルの出演者たち=9日、那覇市久米のTopNote
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 6月9日「ロックの日」に合わせ「ラジオ沖縄ROK(ロック)フェスティバル」が那覇市久米のTopNoteで開かれた。ラジオリスナーの声援に押され、ラジオ番組のパーソナリティーたちが個性的な歌を“叫び”、会場は一体感のある温かな熱気に包まれた。
 100枚のチケットは発売3日で完売した。アコーディオン奏者の山原麗華と「読谷が生んだロックスター」ナオキ屋がボーカルを務めるROKバンドが「学園天国」を歌うと、会場は一気に最高潮になった。午前の番組「まいたの」の出演者が公開放送風の企画でメッセージを読み上げファンと交流した。山原は小橋川響アナウンサーと朗読劇を披露し、「銀座の恋の物語」をムーディーに歌い、特異なラジオの空間が作られた。
 ナオキ屋は「ポンコツ愛されキャラクター」を遺憾なく発揮し、無意味な行動をするたびに「面白いこと言えー」「時間守れー」と愛のある声援が飛び、笑いが起こった。一座の主役・ひーぷー(真栄平仁)は沢田研二の仮装で「勝手にしやがれ」を熱唱した。フィナーレは出演者全員で「鳴ってないと困るんだROK!!」を歌った。 (関戸塩)