東ぬ窯 (あがりぬかま)


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 那覇市壺屋に、完全な形で残っている登り窯。約10個の石を積み重ねて赤瓦葺きの屋根を支える。本焚き口から9袋あり、乾燥した作品を焼成する。幅4メートル、長さ22.7メートル、共同窯として1970年代まで使われた。南西向き。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)