泡瀬干潟 (あわせひがた)


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 沖縄市泡瀬に残る干潟。沖縄市は復帰前から泡瀬干潟、いわゆる東海岸地域を埋め立て、事業を展開し、市を発展させるという構想があった(東部海浜開発)。1998年ごろから泡瀬干潟を埋め立てる東部海浜開発事業へ市民団体から異議申し立てが行われた。環境省のリストアップした全国の重要湿地にも泡瀬が含まれており、日弁連では埋め立てを中止し、ラムサール条約への登録を求めている。推進派は市民8万5000人の署名を集め、開発を要望している。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)