粟プーズ (あわぷーず)


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 宮古で粟の豊作感謝と来期の豊作を祈る神事。旧暦5、6月の甲午の日に各集落(大字)ごとにおこなわれる。近世宮古の貢租はおもに粟と織物である。畑作中心の宮古では、粟は最も重要な作目であり、ウプ(大)プーズともいう。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)