油甕 (あんだがーみ)


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 戦前まで豚の脂や塩などの容器に使用された台所用品。ほとんどが壺屋焼で、黒釉四耳蓋付き。耳にシュロ縄を通し台所の天井から吊り下げた。胴径12センチ、高さ14センチが一般的で、各家庭で必要に応じ大小あった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)