異国船 (いこくせん)


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 琉球と異国船との出会いは、意外と古い。1543年(49年説あり)にポルトガル人ピントが、漂着したといわれるが定かでない。その後、17世紀にはアダムスが那覇に寄港、八重山にルエダ神父が来島、読谷にドミニコ会士ゴンザレス、宮古、八重山に異国船が漂着している。19世紀には目的意識的な寄港が多い。このころの代表的な異国船に、プロビデンス号、ライラ・アルセスト号、ブラッサム号、サマラン号、ペリー艦隊がある。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)