糸数城跡 (いとかずじょうせき)

　玉城村字糸数にある城跡。切石積みの城門（櫓門であった）と、切石・野面積みからなる城壁がめぐり、南北の両アザナ（物見）は、高く積み上げられている。築城は１４世紀前半とも言われ、グスク系遺物が多数出土する。【国指定史跡】

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)