糸満売り (いとまんうり)


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 戦前の沖縄で行われた年季奉公。イチマンウイと呼ばれる。最近では「身売り」ではなく、「成人に達するまでの糸満漁民への労務提供」との見方が有力。明治30年代以降、大型追い込み網が中心漁法となり、人手を必要としたため急増する。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)