うりじんぐぇーな


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 クェーナの一種で、ほかに旅グェーナ、築城グェーナ、道グェーナ等がある。うりじんは初夏の意。前半は芭蕉布の生産工程を、後半は旅立つ兄弟のため、姉妹が着物を縫いあげることを謡っている。布の生産とオナリ神信仰を結びつけた古謡。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)