円覚寺 (えんかくじ)

 首里城北側にあった第2尚王統の菩提寺。臨済宗。尚真王が父尚円王を祭るために1492年に、大和僧芥隠を開山住持として、鎌倉円覚寺を模して創建したという。禅宗七堂伽藍の形式を備えた琉球第一の巨刹で、山門、鐘楼、総門、仏殿、龍淵殿は国宝指定となったが、沖縄戦で壊滅した。戦後、放生池、放生橋(国指定文化財)、総門を復元。円覚寺の鐘(1495年製作)は現在、首里の県立博物館庭に鐘楼を設けて展示されている。


『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)