王農大親 (おうのううふや)


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 生没年未詳 尚清王の第八夫人の父。領地に神の出現があり、それが王の目に留まるなど徳の高い人物とされる。三重城の築城にも関係する。城岳から奥武山付近までが領地で、領地内の王樋川、王井、王の殿(湧田神社)は、その名にちなむ。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)