大湾朝功 (おおわん・ちょうこう)


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 生没年未詳。琉球処分当時の探訪人。大湾筑登之、向建栄とも称した。内務省の沖縄出張所の警部従僕として雇われ、藩内の情報を提供していた。また、上級士族らの私利私欲を告発した。周囲の反発を買い、内地出張で姿を消す。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)