「奥山の牡丹」 (おくやまのぼたん)


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 伊良波尹吉作の本格歌劇。1914(大正3)年2月に前編を中座で初演、後編を翌3月に上演し、大当りする。全八幕物。首里アンニャ村勢頭の娘チラーと奥間殿内嫡子真三郎との愛、二人の子、山戸の出世等二代にわたる長編歌劇。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)