学校給食 (がっこうきゅうしょく)


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 戦後沖縄の学校給食は、まず1949年、アジア救済連盟(ララ)から寄贈された粉ミルクで試験的に行われた。53年、ララ物資の打ち切りがきっかけとなり、学校給食への米国の宗教団体の対琉支援がスタートした。55年からリバック物資による、本格的なミルク給食が実施され、60年にはパン給食も始まった。粉ミルク、小麦粉の無償給付は71年6月まで続き、復帰後は特別措置の対象となり、日本政府に引き継がれた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)