カムィ焼 (かむぃやき)


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 カムィは徳之島の方言で甕・壺をさす。徳之島伊仙町の原生林の中に古窯群があり、12、3世紀に大量に日用食器が生産されたと推定されている。灰黒色の土器で、琉球列島各地の遺跡から発掘され、類須恵器という名称で分類されている。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)