野辺送りの際、死者を乗せた棺を墓まで運ぶための葬具で、入母屋造りの屋根がつき、壁面には仏や蓮の絵が描かれた朱塗りの輿。村落の共有物とされ、龕屋と呼ばれる小屋に保管される。近年では久高島など一部地域でのみ使用されている。
龕 (がん)
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琉球新報社
野辺送りの際、死者を乗せた棺を墓まで運ぶための葬具で、入母屋造りの屋根がつき、壁面には仏や蓮の絵が描かれた朱塗りの輿。村落の共有物とされ、龕屋と呼ばれる小屋に保管される。近年では久高島など一部地域でのみ使用されている。