金細工 (かんぜーくー)


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 明治期後半に玉城盛重が振りつけた打ち組み舞踊。雑踊の一曲で、無言劇風の構成をとり、地謡のうたにより進行する。遊女の真牛、鋳物師の加那兄、あんまー3人の楽しい踊り。高度な演技力が要求される。芝居舞踊の傑作。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)