鉤虫病 (こうちゅうびょう)


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 鉤虫は十二指腸虫とも呼ばれ、戦後沖縄住民の70%に感染し、腹痛、下痢、貧血、喘息様症状などが見られた。現在はまれである。糞便と共に虫卵が排泄され幼虫になり、経口感染するズビニ鉤虫と経皮感染するアメリカ鉤虫がある。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)