サルカケミカン


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 ミカン科のつる性低木。各島の石灰岩地域の海岸近くに自生し、インド、フィリピンなどまで分布する。方言名はサラカチ。茎や葉に曲がった鋭い刺が多数あり、これで他物に絡み付いて登る。葉・茎・根は薬用になる。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)