紫金大夫 (しきんたいふ)


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 久米村最高の位階で、正議大夫の上位に位置する。金糸の入った紫冠を戴くのが名称の由来。1627年に蔡堅が昇位したのが史料上の初見。対内的な呼称は親方で、紫金大夫は対外的な位階名称である。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)